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リモコンで動作しない「SHB04S]

*お客様よりの依頼内容

壁に付いているスイッチでは動作問題ないが、リモコンで動かない

*症状調査

リモコン送信機が2個有りますが、両方ともに動作しません
念の為に電池を新しい物に変えましたが、変化無しです
アンテナの不良も考えれるので、受信部近くで操作しましたが変わらずです

*不具合部品

リモコンの受信部と判断しました

受信部はシャッターモーターの制御盤と一体となった基板で構成されているので
基板の取替を行いました

カバー 制御盤です

カバーを取り外すと基盤が見えてきます

取外し前 基板です

電線はコネクター接続なのですべて外します

コネクター取外し コネクター取り外しました

基板取外し 新旧部品 新しい基板です

取付て上下調整、学習運転、リモコン登録をします

取付完了 コンデンサーの押さえカバーが有りませんでした

以前に修理をしているようです

リモコンも使用できるようになり一安心です



ハアーモニー製 FR-2 結線、登録

ハアーモニー様製の、平成初期頃からH10年前後ぐらい(ハッキリした記憶では無いですが)に取り付けられたリモコンについて紹介したいと思います。

今でもかなり使用されている物です、リモコン送信機の写真が有りませんが、型番がFX-1もしくはFX-2になっています、黒いボディーで停止ボタンがオレンジ色、開(上)、閉(下)が黒色のボタンになっているリモコンです。

ハアーモニー FR-2(1) ハアーモニー FR-2(2) 本体(受信機)はこれです

現行モデルと違い本体から電線が出ています、写真の白、黒の短い線が電源線です。

ハアーモニー FR-2(3) ハアーモニー FR-2(4)

もう一絞りの電線5本を押しボタン用の電線につなぎます、赤色がモーター制御盤から出ている停止線に、黄色が押しボタンから出ている停止線へ、白色が制御盤と押しボタンから出ている共通線へ、黒色が同じく両側の開(上)の線へ、緑色が同じく閉(下)の線へつなぎ、最後にアンテナを差し込んで終了です。

注意:必ず電源を切った状態で結線して下さい、感電します。

右上の写真でコード番号が書いて有りますが、これは初期値で送信機と受信機のコードがこの番号にセットされています。

リモコンの効きが悪い、勝手にシャッターが動いた事が有るなどの時にコードを変えて様子を見ます。

ハアーモニー FR-2(5) ハアーモニー FR-2(6) 本体の上蓋をドライバーを使って外します

コード番号が1356となっています、受信機の1,3,5,6スイッチがON、送信機の写真が有りませんが電池蓋を外し電池を外すと同じスイッチが付いていてONになっています。

このスイッチを切り替えてコードを合せます。

初期モデルの物は一桁だけONになっていました、これは4桁ですので新しい方です。

コードを変える時は桁数が多い方が他のリモコンと同じになる確立が減ります。

現在このリモコンの修理部品が無いらしく、部分取替又修理は不可能ですので一式取替になるみたいです。


シャッターリモコンHR31ハアーモニーの結線

ハアーモニー様製のリモコンHR31の結線方法の紹介を致します。

現行モデルはHT31タイプですので、HR31は前モデルです、形と結線方法は同じで見た目ボディー色が違うだけですので両者とも参考にして頂いて結構です。(中身はかなり違うみたいですが)

ハアーモニーHR31(1) 色は白色です

下からアンテナ、モーター、押しボタン、電源につなぐ各電線が出ています。

下のフタをスライドさせると端子台が有ります。

ハアーモニーHR31(2)

上の左から電源ランプ、受信ランプ、アンテナ差込口が有り右方向にS1、S2、C、U、D下に移り左からR、S、Eとなっています。

ハアーモニーHR31(3)

それでは端子につなぐ電線の説明をして行きます、上の段からつなぐと下の段がつなぎ難くなりますから下からつなぎます。

(R)、(S)端子は100ボルト電源をつなぎます、(E)端子はアース線です。

上段の左から(S1)はモーター制御盤から出ている停止の線、(S2)は押しボタンスイッチから出ている停止の線です。

続いて(C)はモーター制御盤と押しボタンスイッチから出ている共通線2本、(U)は同じく両者から出ている開の線2本、(D)も同じく両者から出ている閉の線2本をつなぎます。

最後に左のアンテナ線を差し込みます、これで結線は完了です。

ハアーモニーHR31(4)

言い忘れましたが電源は必ず切ってから行って下さい、感電します。

後は電源を入れて左の電源ランプが点灯しリモコン及び押しボタンスイッチで開、停、閉の操作が出来ることを確認して下さい。

要領さえわかれば大変簡単です。

ハーモニー製 テレオート HT3X

ハーモニー様製のリモコン、テレオート(型式HT3X)の紹介をしたいと思います。

型式HT31が100V用、HT32が200V用です、受信機の型式はHT31RとHT32Rです。

送信機はHT3Xです。

シャッターへの結線方法は次の通りです

テレオート HT3X

3点押しボタンの回路図ですが、1点押しボタン用(オーバードア等)も有ります。

押しボタンなしの場合は、S2の端子が開きますので(C)と(S2)をジャンパーします。

送信機の電池はコイン型リチウム電池(CR2032)です、寿命は1日上げ下げを2回づつ(ボタン操作4回)の操作で3年以上です。

操作可能距離は、約50メートル(環境によって変化します)

送信機追加数は、全部で31コードです。

次に追加送信機の登録方法を紹介します。

受信機の電源を一旦切ってから入れなおします

送信機の(止)ボタンを3回押します、受信機から(ピピッ)と鳴ります

受信機の電源を5秒以上切ってから入れなおします

受信機のブザーが鳴っている間に送信機の(止)ボタンを3回押します、受信機から(ピピッ)と鳴って完了です。

アンテナ内蔵タイプですので、外部にアンテナを取付ける必要が有りません。

感度が悪い場合、オプション品外部アンテナを取付ける事も可能です。

リモコン登録法(三和シャッター製/サンオートAD)

三和シャッター様製のスプリング式電動シャッター(サンオート・AD/エコロータ(SA6CR形開閉機)のリモコン追加登録方法を紹介したいと思います。

通常リモコンが標準装備ですのでお手元に1個又は2個有りますが、追加でリモコンを持ちたい時に行います。

登録方法には登録モードに切り替えるのに2通りの方法が有ります。

① シャッターモーターの横に付いている制御盤を操作できる場合、設定SWをブザーが(ピッ)と鳴るまで押します。(5分以内に全て完了させて下さい)

登録するリモコンの横に有る切替スイッチをONにし、停ボタンをブザーが鳴り出すまで押します(約3秒ぐらいです)ピッピと鳴った後ピピピピピーと鳴り出します、続いて再度停ボタンをブザーが止まるまで押します、これで完了です。

② シャッターの電源を入れ直します(一旦電源を切ってから再度入れます)現在使っているリモコンが必要です。(5分以内に全て完了させて下さい)

現在使用しているリモコンの停ボタンをブザーが鳴り出すまで押します(約3秒ぐらいです)ピッと鳴った後ピピピピピーと鳴り出します、続いて登録したいリモコンの停ボタンをブザーが止まり(ピッピ)と鳴るまで押します、その後再度ブザーが鳴り始めますので、現在使用しているリモコンの停ボタンをブザーが止まるまで押します、これで完了です。

次にリモコンを紛失させた又は盗難に有った時の、リモコンコードの抹消方法です。

モーター横の制御盤に付いている消去スイッチで行います。

①追加リモコンコードの消去は、シャッター電源を入れ直し5分以内に消去スイッチをブザーが鳴るまで押します(約1秒ぐらいです)

②オリジナルリモコンコードの消去は、再度電源を入れ直し5分以内に消去スイッチをブザーが鳴るまで押します(約5秒ぐらいです)

新しいリモコンを登録させて完了です。

車や家の中など離れた場所からシャッターを動かしたい

車で家に帰ってきた時車庫のシャッターを一々車から降りて上げに行く、又は雨が降っていれば濡れてしまう。こんな思いをした方はたくさんみえることでしょう、車の中からリモコンで操作して楽してみませんか?

電気で動作するシャッター、オーバードア等ほとんどが今のままの状態でリモコン装置のみ取り付けることができます、古いシャッターも新しいシャッターも電気で動いていればまず取り付け可能です。

送信機の数もお好みに増やす事ができます、最新のタイプはアンテナを外に付ける必要が無くなり壁などにアンテナ線を通す穴を開けるような事が無く取り付けも簡単です。
電気に詳しい方であれば自分で取り付ける事も可能です。

送信機を壁掛で据え付ける事もできますので、家の中に取付けておけば普通の押しボタンスイッチとしても使用できます。

電波状態の悪い所にはオプションとして外付けアンテナが別売にて有ります。

結線について知りたい方は説明をさせて頂きますので、気軽に声をかけて下さい。