fc2ブログ
id="cat12">

文化シャッター製 リミット調整(3)

文化シャッター様製の、かなり古いタイプのリミットスイッチを紹介したいと思います。

ダイアル式のリミットスイッチです、細かな調整が利き大変優れた故障の少ない物です。

文化シャッター製 リミットスイッチ (全体の画像です)

モーターの回転が、写真左のギヤに伝わりギヤの心棒が回転します。

心棒にねじ山が切って有り、金色のナット部が左右に移動してリミットスイッチをON、OFFさせます。

文化シャッター製 リミットスイッチ(2) (カバーを外した状態です)

金色のナット部ですが、向かって左は左端部に移動してマイクロスイッチを作動させます。

向かって右側は右端部のマイクロスイッチを作動させます。

マイクロスイッチはモーターが右付け左付けによって変わりますが、上限用と下限用の2つです。

ナット部に白い物が覆いかぶさっていますが、これはナットが空転しない様にするロック装置です。

文化シャッター製 リミットスイッチ(3) (ロックを外した状態です)

調整時に、ロックを外し指で回転させリミット調整を行います。

回転させて行き、マイクロスイッチが「カチッ」と音がすればそこがセット位置です。

文化シャッター製 リミットスイッチ(4) → 文化シャッター製 リミットスイッチ(5)

左がスイッチを押す前で、右が押した状態です(写真では、ちょっと分かりづらいので音で確認して下さい)

調整が完了しましたら、透明のカバーを必ず閉めて下さい、これを付けないと白色のロック装置がすぐに外れて空転してしまいます。

リミットスイッチの上下の確認方法ですが、少しだけ変えたい場合はシャッターが止まった時にナット部がマイクロに近いもしくは押している方がそのスイッチです。(上限ならば、シャッターを開けた時にマイクロに近い方が上限用で、遠い方が下限用です)

全く狂ってしまっている時は、指でマイクロを直接押して動かない方がそのスイッチです。(上限用ならば押しボタンスイッチの開を押して動かない方が上限用で、もう一方が下限用です)

注意 : セットしてテスト動作をする時もカバーは閉じて下さい。